僕が就労移行支援を知るまで Vol.12
「ジョハリの窓」とは?
こんにちは。メンバーのIです。
先日、エミリアの就職準備講座というプログラムを受けた時のお話です。
授業のテーマは、自分の長所について理解しよう。でした。
実際にいざ、自分の長所は?と聞かれると、とっさにはなかなか出てこなかったり、出てきても自分で言うのはどこか自信がなくて少しためらってしまいます。
ですが就職面接において、自分の長所を伝える場面は必ず出てきますし、面接官へ自己アピールをする絶好のチャンスです。
それにサポーターが僕たちメンバーに「メンバーひとりひとり全員、実はまだ自分自身では気づいていない長所がたくさんあるんだよ。」と言いました。
なので今のうちに自分の長所を言えるようになるための訓練と、自分がまだ気づいていない自分の長所に気づくためにと、メンバー同士でお互いの長所を言い合ってみよう。となりました。
最初は自分で自分の長所をみんなに言うのは恥ずかしいなぁ・・・。と思いました。
でも、自分ではこう思っていても実際相手はどう思っているんだろう?気にはなるけど普段は相手にそんなことをなかなか聞いたりできないので、こんな機会だからこそいいのかなぁ。とも思いました。
こういったディスカッションやグループワークのことを”ジョハリの窓”というそうです。
僕はこの言葉を初めて知ったのですが、このジョハリの窓というのは、自分と相手との認識のズレに気づくことができ、それに気づいてより自己理解を深めることができたり、他人とのコミュニケーション能力の向上にも効果のある心理学の手法で、実際に会社でのグループワークや教育研修などでもよく行われているそうです。
はじめはメンバー同士照れや恥ずかしさなどありましたが、ディスカッションを進めていくうちに、自分が思っている長所とメンバーから言われた自分への長所のズレがいくつも出てきました。他のメンバーも同様でした。
自分ではそんなこと思ってなかったけど、他のメンバーはそう思ってくれてたんだ。
なんか照れくさくて恥ずかしくもなりましたが、でもそう思ってもらえているということに嬉しくもなりました。それに、はじめにサポーターが「自分にはまだ気づいていない長所があるんだよ。」と言ってたのがこのことなんだということが分かりました。
今回の授業で僕自身、自分では気づいていなかった新しい長所を知ることができてよかったのと同時に、自分自身の自己肯定感を高めたり、自己理解というものも少し深めることができたのかなと思います。
※ 来週の投稿はお休みします m(_ _)m