僕が就労移行支援を知るまで Vol.7

エミリアのイベント・活動について(課外活動編③)

-病気になっても、良いことはある。と思えた日-

こんにちは。メンバーのIです。

前回からの続きで、みんなで箕面の滝に到着した所からのお話です。今回で課外活動編は最後になりますが、最後は僕自身の思ったことを中心にお話します。

到着するとそこにはたくさんの観光客の方たちがいました。みなさん滝の景色を眺めていたり、写真を撮ったりしていました。

僕たちも早速滝に近づいてみました。間近で見ると流れている水の勢いや水しぶきの音の迫力に圧倒されました。だけど滝の前で深呼吸をすると、とても涼しくて心地よい風、澄んだ空気が体の中に取り込まれていくのを感じる事ができました。

さらに後ろを振り返ると、陽の光が射した紅葉の景色がとてもキレイで本当に感動しました。

僕は滝の前でもう一度大きく深呼吸をしながら頭の中で考えていました。

“あぁ・・・。もし病気にならずに今頃普通に仕事をやっていたなら、この場所に来ることはなかっただろうし、こんなに素晴らしい景色や風景があるのに、それに気づけないままこの先も過ごしていたんだろうなぁ・・・。病気になってつらいことばかりだけだと思っていたけど、病気になったからこそこうして新しい発見や良い出来事に出会えたんだな・・・。来てよかった。”

景色や風景を十分に堪能したあとは、写真を撮ったり、みんなでもみじ天ぷらを食べたり・・・。最後はみんなで足湯にも入り、存分に箕面公園を満喫できました!

“頑張って病気を治して、再就職ができた時にはここにまた来よう。”

帰りの電車の中でそう思いながら、楽しい課外活動が終わりました。